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zoom RSS にゃんこの呟き

<<   作成日時 : 2006/07/08 18:48   >>

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見事録画に失敗し、友人にダビングしてもらってやっときょう見れたアニメハチクロの2回目。

(お風呂あがりにすっきりと、気分もさわやかに拝見しましょうなんて思ってさ、入浴後再生してみたら別番組。胸がつぶれた。←バカ。)

『か、か、・・カ、カオルさん!!』
動いてるし喋ってるし(しかも森田となにやら木陰で)、黒髪だし『忍』(×2)とか言ってるしー!

自分もつくづくそう思った。原作のお兄ちゃんとアニメのお兄ちゃんはもう別キャラだな。どちらもそれぞれに違った持ち味で罪つくり(アクマでもイノセントさ!)・・、
すてきよ。

しかしアニメ兄きがこの持ち味のまま今後のストーリーへ、となると見る側の自分にはそれなりにココロの準備が必要カモしれないな、やるけど。(何を?)そう言えば原作の兄きは敵陣に乗り込む辺りから急に若返ったような・・気のせい?気のせいでもそうじゃなくても、
すてきよ。結局ALLOKな自分。

なんか原作からもアニメからも離れてしまうケド(ゆるして)、
たまにはシノブねこのきもちもゆっくり聞いてあげたいななんて思ってさ。


                     

























『ああよかった。長いけど、浅い傷だ。』

カオルねこが夜更けに帰ってきた。カラダに傷をつけて少しよろけながら帰ってきた。
『こんなときはいつもそうなんだ。』
無言のままで。

その傷を舐める。黙って舐める。
兄の傷からきょうは血の匂い。なまなましい鉄のような血の味がしてる。

だから一秒ごとに通り過ぎるだけ。
いちど舐めるたびにひとつずつなにかを消そうとして、アタマから振り払う。


『でもカオル、いちどもないよね。尻尾に傷つけられたコト。きょうの傷も肩。
負けたフリするコトあっても、負けないんだろ?
そうなんだろ?』

『このまま眠ったフリしてていいよ。
ソレを聞きたくないからじゃない。いまは、
カオルののぞむとおりにありたいだけ。
そのとおりになりたいと思ってるだけ。ホントはなにもこわくないんだ。』

ひとつをのぞいて。



カオルねこの尻尾がときどき左右に動く。

『痛いの?
でもきっと明日かあさってにはよくなる。
確かめなくても聞かなくてもわかるコトなんかこわくないさ。』

『オレが本当に聞きたいのは、
ホントに確かめたいのは・・、』


シノブねこの動きが一瞬、止まった。

ほんの一秒止まっただけで、
兄の傷からはそのぶんしつこく血が滲む。その赤になにかを見たような気がした。
ふたたび舐め始めた。

兄の血がすべてそのカラダに留まって安らぐまで、舐める。


きっとこのまま
東の空が白むまで。





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